美容クリニックの開業までに必要なステップを詳しく解説!失敗しないためのポイントや、必要資金もご紹介!

2023.02.14

この記事は、美容クリニックを開業するための準備とステップや、失敗しないためのポイント、注意点などを順を追って説明していく内容となっております。 美容クリニックを開業する際には様々な準備と情報が必要不可欠となります。

土地や金融などの案件にも関わってきたり、スタッフの募集や育成などの様々な問題を一つ一つ解決していかなければいけません。

今回はそんな開業のために必要な情報を一つ一つ説明していきたいと思いますので是非、ご一読ください。

美容クリニックの開業に必要な9つのステップ

美容クリニックの開業には下記、9つのステップが重要となっていきます。

  • 一つ目はクリニックのコンセプトを決めることであり、 主に診察内容や クリニックの大きさ、 クリニックの場所やどんな人をターゲットにするのかなど。
  • 二つ目はどの場所にクリニックを開業したいのか、 コンセプトに沿って決めていくことが必要となっていきます。
  • 三つ目は事業計画を 明確にしてどんなクリニックにしたいのか、名前や用語などを決めていくことです。
  • 四つ目は資金調達であり、様々な部分でお金を使うことがあるので開業においてとても重要な部分となっていきます。
  • 五つ目は工事の契約や医療機関や什器を 選ぶことになり、内装工事などを頼むことも検討しておきましょう。
  • 六つ目は保健所や消防署へ事前相談、電子カルテの導入で、これらを準備し設備や内装を決めていきましょう。
  • 七つ目はホームページ作成です。 患者さんが気軽に予約できたり、 クリニックを知ってもらうための 宣伝効果としての役割も持ちます。
  • 八つ目は人材採用が必要であり、当然、一人でクリニックを運営していくことは困難であることから、 求人など専門知識を持つなどに声をかけることも必要となっていきます。
  • 九つ目はスタッフ研修やクリニックオープン準備となります。 スタッフの研修において育成するためのマニュアルやオープン時のための医療機器などを設置しておきましょう。

美容クリニックのコンセプト、診療方針の決定

クリニックをする際に、『 診療内容や どんな人をターゲット』にするのかなど明確に決めていくことが大切であり、しっかり目標などを決めなくてはクリニックとしてあまり機能しなくなったり、集客や運営が難しくなっていきます。 そのため、土台となる目標はしっかり決めておきましょう。

また、クリニックはどのぐらい大きくするか、どんな場所に建設していくのかなども、重要になっていくことなので、慎重に決めていくことが大事です。

事業計画の策定

クリニックの名前やロゴはあらかじめ決めておくと、 どのようなクリニックを作っていきたいのか、 どんな雰囲気にしていきたいのかなどが 業者の方に伝わりやすくなります。

業者の方とは開業までに関わることが多いので イメージなどを知ってもらうと、今後の デザインや建設などにおいて スムーズに物事が進んでいくので尚更、大切になっていきます。

資金調達

資金調達には様々な手段があり、 自己投資だけではありません。 自治体の補助金や、融資などを利用することも可能で、あらかじめ情報収集などをしておくと良いでしょう。

美容クリニックの場合は 内科や皮膚科などよりも開業資金が高額になりがちです。 内科・5000万円〜8000万円、皮膚科・4000万円〜6000万円となっておりますが、美容外科や美容皮膚科などは5000万円〜 1億円が必要になっていきます。 美容医療機器が開業費用の 大きな役割を占めており、 レーザー屋イオン導入機器だけでも 数千万円を超えることもあります。

内装業と工事契約、医療機器や什器の選定

遅かれ早かれ内装工事は必要であり、必要な部品や医療機器などもしっかり準備しておくべきです。 内装業者そのものは早い段階で頼むところを決めておいて、必要なものはあらかじめリストアップするようにしましょう。 先ほど説明したレーザーやイオン機器などの値段も視野に入れておくとスムーズに行動出来ます。

保健所や消防署へ事前相談、電子カルテ導入準備(任意)

美容クリニックを運営するには、保健所と消防署への事前相談をする必要があり、法でクリニックとしての建物の基準をクリアすることが定められています。 そして、独断で設備等を全て決めることは出来なく、『保健医療機関指定申請書』なども必要になってきます。 電子カルテを導入することで、患者さんへのサービスや作業の効率なども上がるのでおすすめです。

ホームページ作成

美容クリニックなどの運営をする仕事にはホームページが必要不可欠となっており、集客効果や、予約ができるようにするなどの利点があります。 お問合せ欄や紹介文なども記入することで宣伝することもできるので取り入れてみてはいかがでしょうか?サーバーやインターネット環境などの準備もしておくと運用しやすいです。

人材採用

クリニックなどの仕事には多くの人材が必要であり、専門知識を得てる人を採用していくことが大事であり、そのためには『どのような職場で働きたいか?』などの受ける側の立場も想定しながら求人していかなくてはなりません。 また、人材が辞めてしまう可能性も考え、そうならないための職場作りや対策も必要で、より『雇用する側の工夫や努力』が試されます。

スタッフ研修、クリニックオープン準備

人材採用スタッフを集めることができ、 設備なども整えることもできれば、スタッフ育成のための研修期間と医療機器の設置などの準備が必要となります。 スタッフの研修をするためにマニュアルやレギュレーションなどを作成しておくことでより効率よく準備を整えることができます。 医療機器なども不備があるとスタートが遅れることもあるので、慎重に確認しておくと良いです。

美容クリニックの開業で失敗しないためのポイント

クリニックの開業に失敗しないようにするためのポイントとしては、スタッフの満足度などが経営には欠かせなく、働きやすい職場づくりや、待遇面などをしっかりしておくことでスタッフのモチベーションや満足度などが大きく変わります。 そしてクリニックの明確な目標やコンセプトなどをしっかり伝え、実現するためのビジョンなども言語化できるとお互いを理解することや信頼が高まります。

もう一つはホームページを見やすくしたり、サービスなどを充実させることで、安定した宣伝効果も期待することができるので意識して作成しておくと良いでしょう。

「診療圏調査」を行い、外来患者数の推計から立地を策定する

診療圏調査をしてどの場所なら患者さんが通いやすいか、見込みがあるかを調べて、数値が大きければニーズが高いです。 その数値を参考にした上で立地をしていくことで、集患の重要な指標になり、調査のレポートは診療エリアの設定を行いつつ、競合医療機関に近い状態で作られます。1日あたりの外来見込み患者数とエリア人口をチェックしておきましょう。

資金計画を意識し、開業費用は無理をせず、なるべくコストを抑える

美容クリニックを開業する際には数千万単位のお金が関わります。 このお金が少額と思えるほどの金銭感覚に陥ってしまう可能性があるので注意しなければなりません。クリニックを運営するために必要なお金の管理は厳重にしましょう。

機器設備は本当に必要なのかを見極めて、できれば出費を抑えられる額にした方が良いです。 美容関連の医療機器は1台数百万から数千万となるので患者さんのニーズや目的に適している機器を選びましょう。

闇雲に広告を打つのはNG!マーケティング戦略を考えた上で、集客を実施

美容クリニックの広告は『医療広告ガイドライン』の規制によって載せるのが難しいです。闇雲に打ってしまうと罰則が適用されることもあるので注意しましょう。 クリニックの集客は基本ホームページで行われており、その評価によってクリニックの集客にも関わります。 患者さんの知りたい情報の提供やクリニックの魅力などを伝えるように書いて、さらにSEO対策をしていると独自性の高いコンテンツとなります。

自院に最適な開業コンサルティング会社を見つける

美容クリニックの開業には多くの準備が必要となります。そのため、自社での準備にこだわるのではなく、開業コンサルティング会社に頼むのも手段の一つです。 開業コンサルティング会社は、美容クリニックの開業に必要なビジネスプランの作成や、必要な許可申請、財務計画の作成など、開業にまつわる総合的なサポートをしてくれます。

自分に適した開業コンサルティング会社を選ぶためには、口コミや評判を調べた上で、自分のニーズに合ったサービスを提供してくれる会社を選ぶことが重要です。また、開業コンサルティング会社との契約には、契約内容や料金などをよく調べてから署名するようにしましょう。 開業準備を円滑に進めるために、自院に最適なコンサルティング会社を見つけましょう。

美容クリニックの開業に必要な資金は?

資金調達の話と同様、美容クリニックの開業資金には5000万円〜1億円とされており、光熱費、医師会費、広告宣伝、初期の人件費、薬品、土地、医療機器など様々な部分で料金が発生します。 人件費や土地などはコストを下げることは難しいですが、医療機器や備品などはなるべく低めに済ませることができるので検討していくとよいです。

初期費用(開業資金)

初期費用は開業までに必要な資金であり、医療機器や人権費などが該当しています。 美容クリニックは特に医療機器での開業費用が大きな割合を占めており、必要な出費となっています。またクリニックの内装や場所にも費用が必要で清潔感などがあるクリニックの方が、印象が良いのでこちらも視野に入れて検討しましょう。

運転資金

運転資金は開業後の光熱費などの継続的に支払う費用であり、借金前提での開業をするのであれば、返済額まで想定した上で考えましょう。 基本的に支出が収入を上回るケースが多くて、利益より投資額の方が多い状態なので、金額を把握しながら行動していかなくてはなりません。

運転資金は開業後に必ず必要で大切なコストなので、それを踏まえて無理のない範囲で金額を設定するようにしましょう。

金融機関からのおすすめ資金調達先

クリニック開業時に自己資金は必要であり、自己資金なしで申し込みできる融資はありますが、改行に対するやる気などがないとみなされる可能性があって不利になりやすいです。 種類によっては最低要件の自己資金が設定されることも少なくないです。 資金の調達先としては『日本政策金公庫 』があり、クリニック開業にかかる医療機器屋オープン後の運転資金を借り入れることができます。

また、 融資限度額は3000万円となっていますが、創業2期以内は1000万円が上限とされています。 しかしクリニック開業資金の場合基本的に1000万では足りない場合がほとんどです。 そんな時は『民間金融機関』の融資などで足りない額を補う必要があり、この金融機関は開業資金と運転資金の両方を限られるケースも多く、条件が上手く揃えれば資金調達先として選ぶのも良いでしょう。

自己資金はどれほど必要か

基本的に自己資金の有無は決まっていませんが、当然、資金は多いに越したことはなく、額が多ければ、それだけ金融機関から借りれるお金も増えることもあるので、その点も考えながら自己資金を決めていくと良いでしょう。 融資からお金を借りるということは、もちろん返済もしないといけないので、自己資金が少ないと金融機関側の信用がなければそもそも限りないというケースも場合によってはあると思うので気を付けていきたいところです。

それでは具体的にはどのくらい自己資金を持っていた方が良いのかと言うと、美容クリニックの場合、他のクリニックより必要な資金額が多いので、人それぞれではありますが自分が余裕を持てる範囲の自己資金を持っていた方が良いと言えます。

まとめ:美容クリニックの開業は徹底した事前の準備と、信頼できるパートナー探しが大切

  • 開業する際の目標やコンセプトを明確にする。
  • どんなクリニックにしたいのかを伝えるためのロゴやホームページが必要。
  • 内装や設備や業者などはあらかじめ決めとくと良い。
  • 保健機関などに相談したり、申請書が必要である。
  • 人材採用する際の条件や待遇などはしっかり考える。
  • スタッフの研修の準備として、マニュアル等を用意する。
  • 診療圏調査をして立地する場所を決める。
  • 広告は闇雲に打たずにSEO対策をする。
  • ホームページ作成はコンサルティング会社に依頼する方法もある。
  • 資金調達はなるべく自己資金を用意した上で決める。
  • 開業資金はコストを抑えながら機器の購入を検討する。

などのステップが必要となります。是非、この記事を開業への参考にしてみてください!